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セミナー
2023.06.25
2023年8月18日(金) 10:00 – 12:00
生命のしなやかな機能はタンパク質によって巧妙に生み出される。そのしなやかさは、タンパク質の機能そのものによってだけでなく、タンパク質自身の量的制御、すなわち翻訳速度や分解速度の制御によっても生み出される。
翻訳を司るリボソームのmRNA上での動態を解析可能にしたribosome、profiling法や膜タンパク質構造可視化の可能性を拡大したcryo-EM法などが登場し、さらにはマイクロ流路デバイス等をはじめとした生体模倣型invitro評価系も普及しつつあり、タンパク質を介した生命のしなやかさは、これまで以上により具体的な形をもって明らかになりつつある。本セミナーは、4人の若手研究者によるタンパク質発現制御・機能解析研究に関する研究の現状を共有することで、生命のしなやかさに着目したタンパク質研究の今後について討論する場としたい。
・10:00-10:30
福田 昌弘 (東京大学大学院総合文化研究科)
「構造から見るイオン輸送型ロドプシンの分子機構」
・10:30-11:00
出口 清香 (京都大学iPS細胞研究所)
「臓器間・異種間相互作用を再現できるヒト腸肝モデルの開発」
・11:00-11:30
藤原 悠紀 (大阪大学大学院連合小児発達学研究科)
「新たな細胞内分解系の同定とその病態生理的意義」
・11:30-12:00
三宅 崇仁 (京都大学大学院薬学研究科)
「体温と翻訳を介した生物時計のしなやかな調律メカニズム」
大阪大学蛋白質研究所 本館1階 講堂
京都大学大学院薬学研究科 三宅崇仁 助教
三宅 崇仁 (京都大学大学院薬学研究科、tmiyake[at]pharm.kyoto-u.ac.jp [at]を@に置き換えてください。)
廣瀬 健太朗 (国立循環器病研究センター、 hirose.kentaro[at]ncvc.go.jp [at]を@に置き換えてください。)